【MTG】カルドハイム リミテッド考察

リミテッド
スポンサーリンク

カルドハイムリミテッド考察

カルドハイムのリミテッド環境(ドラフト)について解説します。

スポンサーリンク

アンコモン以上のカードが強力

カルドハイムは英雄譚を始めとして、アンコモン以上のカードが非常に強力にデザインされています。

これまでのセットと比べてもコモンとアンコモン以上のカードパワーの差が非常に大きいので、アンコモン以上のカードを上手く活用してデッキを構築することがいつも以上に重要です。字面では当然のことのように見えるかもしれませんが、カルドハイムではより重要な要素として意識するべきです。

環境によってはコモンが強くコモンが大半を占めるようなデッキでもそれなりに強かったりしますが、カルドハイムに関してはあまりその傾向にはありません。

スポンサーリンク

システムクリーチャーが強力

カルドハイムにはアンコモン以上のクリーチャーに強力な効果を持つシステムクリーチャーが多く存在します。そして、それらのクリーチャーは放置しているとそれだけでゲームを決めてしまうレベルのスペックを持つ者も多くいます。

システムクリーチャーが強いということは、デッキ内には除去を積むことがこれまで以上に重要になってきます。除去がないデッキは厳しい戦いを強いられるでしょう。それを見越してのことなのかもしれませんが、カルドハイムの除去はコモンでも比較的優秀にデザインされています。

スポンサーリンク

環境としてはやや遅め

2マナ以下のクリーチャーは一部を除きあまり強くなく、2ターン目は予顕でターンを終えることが多いことあり、やや遅めの環境になっています。

そのため、前述のようにアンコモン以上の強力なカードだったり、ロングゲームではアドバンテージ差が勝敗を決めることが多くなります。

勿論、赤に代表されるように低マナ域のクリーチャーと火力や《猛り狂い》のようなコンバットトリックを併用することで、予顕スタートでもたついた相手を速攻で倒し切ってしまうこともありますが、予顕から早めにコストパフォーマンスに優れるクリーチャーが出てきやすいこともあり少しでも出遅れてしまうと厳しいです。

ロングゲームになると、緑や青はクリーチャーの質やアドバンテージ獲得手段に優れるため有利になってきます。

スポンサーリンク

部族はそこまで重要ではない

部族により効果を発揮するカードもそれなりにセット内にデザインされていますが、部族を揃えることはそれ程重要ではありません。勿論、揃えられるに越したことはありませんが、部族を揃えることよりもパワーカードを使用するほうがデッキが強くなる傾向にあります。

巨人が居るに越したことはない
スポンサーリンク

氷雪土地は重要

白は例外的に氷雪土地は重要ではないですが、特に青緑黒をプレイするときには少なくても氷雪土地を最低でも5枚以上は確保しておきたいです。氷雪パーマネントやスペルの強さが大きく変わってきます。ピック状況よってはクリーチャーやスペルよりも優先して確保することも必要です。

尚、ドラフトで強いデッキというのはクリーチャーやスペルだけでなく土地が強いということも見逃せない要素になります。基本氷雪土地の話と少し逸れますが、ドラフトでは使用しているカラーの片方の色が出ないといった土地事故をする確率が高く、2色ランドはその確率を下げるためにも重要ですから意識してピックしていきましょう。

またカルドハイムには氷雪土地だけでなく、アンコモンのサイクルランドに優秀な物が揃っていますので、使用するカラーのアンコモン土地はピックしておきたいところです。マラフラッド除けにもなるというのは偉いですから早めの手番で取っても問題ありません。

スポンサーリンク

何色が強い?

タイトルと逆説的な話になってしまいますが、白は抜けて弱いと思います。他4色は割と拮抗しているイメージです。しいて言うのであれば、前述の通りロングゲームになると強い青や緑は少し抜けているような印象もあります。

リミテッドにおいて白は低マナ域からのアグロ戦略を取ることが多いですが、それに対してカルドハイムの白はコモンの質がいまいちであることに加えて、除去が弱いという点があります。《金への捕縛》はカードそのものは優秀ではあるのですが、クリーチャーを根本的に除去しないため、常存型の能力を持つクリーチャーには無力です。カルドハイムには常存型能力が優秀なクリーチャーが多いため、白の除去は本環境においては逆風と言っても良いでしょう。白を使うのであれば、アンコモン以上のカードがよく流れてくるような良い位置でピックすることをおすすめします。

カルドハイムでは少し頼りない

強アーキタイプは「青緑を中心とした氷雪デッキ」「青赤巨人デッキ」です。氷雪デッキの場合はとにかく氷雪土地を集めることが重要で6枚くらいはほしいところです。氷雪はタッチ黒にしたスゥルタイ型や5色デッキも可能で、ロングゲームの対決で支配的な強さを発揮します。氷雪土地さえ取れてしまえばピックの受け幅がそれなりに広いのも良い点です。

青赤巨人デッキはスペルもクリーチャーも強いデッキで、特に《氷結する火炎、エーガー》はデッキのキーカードになる強力なカードです。《悪魔の稲妻》と《圧死》による除去、《多元宇宙の警告》によるカードアドバンテージ、スタッツに優れる巨人クリーチャーと強いデッキの要素が揃っていますので充実したピックが出来ると相当強いデッキになります。

スポンサーリンク

ボムレア

カルドハイムで群を抜いて強力なレアカード達です。このあたりがピック出来たら喜んで良いと思います。

スポンサーリンク

優秀なコモン

コモンで一番ピックしたいのはやはり除去カードになります。前述で述べたように特にカルドハイムでは厄介なシステムクリーチャーが多いため、除去は必ず確保しておきたいです。中でも以下は優秀です。特に《悪魔の稲妻》は非常に使い勝手が良く、1stピックに値します。予顕経由だとインスタントタイミングの1マナで大体のクリーチャーを除去出来るというのはリミテッドでは破格です。

最後にここからは色別にTOP3を記載していきます。TOP2くらいまではあまり迷いませんがTOP3となると迷う部分もありますので、参考として頂ければと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました