MTGアリーナ初心者におすすめのデッキと勝ち方

MTGアリーナ

MTGアリーナをはじめてすぐの初心者の方の場合、どのようなデッキを組めば良いのかわからないことがあると思います。

特にMTGアリーナをはじめて間の無い方には以下のようなお悩みをお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

・カード資産がない中でどのようなデッキを構築すれば良いの?
・ワイルドカードをどのようなカードに交換していけば良いの?
・初心者が扱いやすいデッキとしてどのようなデッキがあるの?

そんな方におすすめのデッキとゲームの進め方をご紹介します。なお「団結のドミナリア」までリリースされているスタンダード環境を想定しています。

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おすすめデッキリスト

おすすめするデッキリストは以下の通りです。慣れてきたらBO3(2本先取)を行うことをおすすめしますが資産の都合も考慮して今回はBO1を想定した内容としています。

※上記のボタンを押下した後、MTGAのデッキタブにある「インポート」ボタンを押下すればデッキリストを簡単にコピーすることができます。

おすすめする理由については以下の通りです。

  • 上記のリストは可能な限り低予算と強さのバランスを考慮して構築している。
  • 戦闘をする機会が多くMTGの基礎が身に付きやすい。
  • インスタントソーサリーを使うかクリーチャーを展開するかといった判断が求められる楽しさがある

端的に言えば「低資産とデッキの強さを両立している」「MTGの基礎を磨くのにうってつけ」ということになります。
それぞれ詳しく見ていきます。

※補足
デッキはもう少しわかりやすいアグロ系のデッキを考えましたが「団結のドミナリア」時点のカードプールでは低予算で強力なデッキが中々考えられなかったので、本デッキを提案しています。
なお、カード資産にある程度余裕がある初心者の方であれば黒単ミッドレンジあたりがおすすめです。

低資産でデッキが組める

MTGアリーナにはワイルドカードと呼ばれるシステムがあり、ワイルドカードと同レアリティのカードを交換できるシステムにより希望する特定のカードを簡単に入手できるシステムがあります。(デッキ構築画面より「作成」を有効にした後にカードを選択することで交換可)

主にこの方法で特定のカードを集めることになります。ですが特にはじめてすぐの時にはワイルドカードの枚数が足りないという状況になるでしょう。

そのため「出来る限りレアリティが低いカードでデッキを構築」しつつもある程度勝ちを重ねていくことでカードを集めていくといったことが大事になってきます。MTGアリーナの低ランク帯であっても強いデッキを使用する方は多いですが、このデッキリストは可能な限り低資産にしつつも充分戦える強さのバランスを取ったデッキ構築としています。

掲載しているデッキはレアカードはたった5枚で構築できるようになっているので、低資産という意味ではこれ以上のものはなかなかないと言っても良いくらいになっています。その上で流石にミシックランクまで辿り着くのはやや厳しいと思いますがそれ以下のランク帯ならそれなりに勝てる素養のあるデッキになっています。

なお、土地の《風に削られた岩山》はレア土地の《日没の道》の下位互換と言っても良い性能なので、もしお持ちであれば《日没の道》を使用してください。

ワイルドカードの優先順位の考え方

所持していないカードを取得する場合、ワイルドカードと交換して手に入れることが主な手段になります。ワイルドカードはコモンとアンコモンに関しては困ることは殆どないと思いますがバンバン使って構いませんが、レアと神話レアに関しては貴重なので慎重に交換していきたいところです。

しかし、このデッキの場合は神話レアを全く使用しておらず「《新ベナリアの守護者》×4枚」と「《怪しげな統治者、スクイー》×1枚」のレアカード5枚のみです。これであれば概ねどのような方でも構築できるラインにあると思います。

もしレアカードが足りない場合、コモンやアンコモンで代用するという方法もあります。ですがこのデッキの場合《新ベナリアの守護者》に関しては他で替えが効かないので必須で用意したいです。クリーチャーを強化していくスペルを多用するので破壊不能が非常に頼りになります。《怪しげな統治者、スクイー》に関しては墓地にカードが貯まりやすいこともありこのデッキに相性の良いカードですが、これに関しては他のカードに差し替えても問題はありません。



このデッキリストはおすすめすとして調整してはいますが必ずしも常に正解というデッキリストは存在しませんので、ご自身でも色々と試行錯誤してみてください。

特にインスタントソーサリーをどういったバランスで採用するか、クリーチャー除去を何枚採用するか等はデッキをプレイしながら、よく当たるデッキタイプも踏まえて随時バランスを調整していくと良いです。《祖先の怒り》《農家の勇気》は4枚必須だと思いますが、以下の他に関しては採用有無や枚数を調整する余地はあると思います。なお、2マナインスタントソーサリーを入れすぎるとデッキの動きが悪くなるのでそういたマナコストのバランスもプレイしながら気にかけておくほうが良いです。

ここに掲載していないカードでもクリーチャーをサポートするカードの類であれば採用する余地があります。こういった試行錯誤をすることもMTGの上達に繋がりますし、やはり何事も体験に勝るものはありません。

そして対戦をこなしてデイリークエストを消化すればゴールドは貯まっていきます。資産が増えてきたら本来使いたいカードを使ってデッキを変えてBO3にもチャレンジしていくと良いと思います。尚、スタンダード全般を対象としたワイルドカードのおすすめ優先度はこちらで解説しています。またスタンダードのデッキリストはこちらにまとめてありますので合わせて参考にしてください。

MTGの基礎が身に付きやすい(プレイ指針等)

MTGでは「マリガンの判断」「ターン中に捻出できる限られた土地(マナ)を何に使っていくのか」「戦闘に参加するクリーチャーをどのように指定するか」という判断はどのデッキをプレイする上でも非常に重要であり、このあたりの判断が上手くなるとどのデッキでも共通してプレイ精度があがるようになります。

マリガン判断

このデッキはロングゲームにはあまり強くないデッキで、早めにクリーチャーを展開し、インスタントソーサリーを唱えることでクリーチャーをどんどん強化しながら相手にダメージを与えて押し切っていくデッキです。目指すプランは相手の体制が整う前にクリーチャーで押し切ってゲームに勝つことにあります。

もし初期手札がこの目的にそぐわない手札であればマリガン(※)をするべきです。

土地だらけ、もしくは土地がないという時にマリガンするのは勿論ですが、マリガンはそういった時だけに行うものではありません。このデッキは早期にクリーチャーを展開しないと何がしたいかわからないデッキになってしまいますので2ターン目に何らかのクリーチャーを展開することは必須です。つまりこのデッキの場合は2マナクリーチャーが初期手札に1枚もないのであればマリガンするべきです。

できるだけ7枚の手札でスタートしたいですが、いくら7枚でもロクに動けないのであればキープする価値はありません。これは何のデッキを使っても同じです。デッキの目指す動きにあまりにもそぐわない手札は臆せずマリガンしましょう。なお、マリガンは1回程度なら大丈夫ですが、2回マリガン(=初期手札5枚)は流石にキツイので2回目のマリガン判断は1回目より基準を緩くせざるを得ません。

※ゲーム開始前に初期手札を引き直すこと。マリガン1回に対して初期手札が1枚少なくなる。

限られたマナをどういった方針で使っていくか

1ターン中に捻出できるマナ数には限りがあります。MTGはこのマナを何に使っていくのかを判断することの連続です。

このデッキの場合まずは前述の通り2ターン目にクリーチャーを展開することが必須ですが、手札にいくつかクリーチャーがある場合何から出していくのか、まずはここが選択肢となります。この選択をするには相手が置いた土地の種類というのも大きな判断材料となります。

まずこのデッキで最も強力なクリーチャーは《照光の巨匠》です。《農家の勇気》《祖先の怒り》といったカードで謀議も重ねて強化されたこの2段攻撃クリーチャーは一瞬にして相手を倒してしまえるくらいの力を持ちます。では《照光の巨匠》が常に2ターン目に出すクリーチャーとして最良なのかと言われるとNoです。

《照光の巨匠》はクリーチャー破壊や赤のタメージを与える火力のようなカードには全く耐性がなく《火遊び》であっさりやられてしまう脆さがあります。4マナくらい出せる状況なら《照光の巨匠》を《ほとばしる信仰》で守ったりもできますが2ターン目だとそうはいきません。

相手の使い道のない浮いた1マナがこちらの貴重なクリーチャーの除去に使われてしまうとテンポ面(2マナを1マナで交換していることになり行動数で優位になる)で損をすることになります。つまり《山》を相手が出しているなら破壊不能を持つ《新ベナリアの守護者》のほうが的していることになります。もちろん毎回相手がクリーチャー除去カードを持っているとは限りませんが、されたらキツイという行動の隙を与えるよりは良い結果となることが多いです。仕方のない場合を除きギャンブル的なプレイをするとMTGの勝率は安定しません。

逆に相手が森や島を出してきているなら《照光の巨匠》のほうが良いということになります。クリーチャー除去される可能性が低く、除去されなかったときのリターンの大きさは《照光の巨匠》に勝るものはありません。

3ターン目もインスタントソーサリーで2ターン目に出したクリーチャーを強化するのかクリーチャーを追加で展開するのかといった判断になりますが、基本的にクリーチャーを追加で出すことはまず優先すべきです。クリーチャー1体だと除去された時点で攻めが止まってしまいますしこのデッキのクリーチャーは早めに出しておくことで成長させやすいクリーチャーが多いからです。

この時も《照光の巨匠》を2体出すのではなく《照光の巨匠》を出していたのであれば《静電式歩兵》のように呪文の対象に取らなくても成長してくれるクリーチャーを出すほうが動きやすくなりますので、そういったことも考えながらプレイしていくと良いです。何回か繰り返しプレイすると他にも色々な気付きが出てくると思います。

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アグロデッキにはマジックの基礎が詰まっている

ガンガン攻めて行くアグロデッキは一見単純なデッキのようにも見えますが、実は使いこなすのは難しく腕が問われるデッキでもあります。デッキの動きがわかりやすい(かつ強い)という意味でもおすすめとしていますが、決してプレイするのが簡単ということではありません。

前項で述べたような事項だけでなく、相手のクリーチャーにアンタップ状態でブロック可能なクリーチャーがいるが、こちらはどのクリーチャーで攻撃すべきかなど、言い出すとキリがないくらいにプレイの判断ポイントがあります。

特にクリーチャーでの戦闘の仕方(攻撃、ブロックするクリーチャーの指定)とインスタント呪文の使い方使われ方はMTGでは避けて通れないプレイングの重要な要素です。相手のライフを少しでも削ることばかり意識してしまうと損するカードの使い方をしてしまいがちです。カード1枚1枚が最大限効率を発揮するよう大事に使用しましょう。特にクリーチャーがお互いに複数体存在するときの戦闘はダブルブロックを考える必要があるのでなれるまでは難しいかもしれません。ダブルブロックされてお互いのクリーチャーを結果的に1:1交換した際には概ね攻めている側が損をする結果になることでしょう。

継続してゲームをプレイしていく中で「いまの戦闘ではクリーチャーの損害的に明らかにこちらが損したな・・・」だったり「あのクリーチャー除去は別のクリーチャーに打つべきだった」など、ゲームの結果を見て感じることが出てくると思います。そういったことを気付き繰り返しながら少しずつ是正していくことでMTGは上達していきます。そしてそれらのきっかけが沢山生まれやすいのがアグロデッキです。

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とにかく対戦の数をこなして反省↔改善を繰り返す

対戦をすることで色々な反省点を見つけていきながら是正していく。それを繰り返すことで勝率が少しずつあがっていきます。対戦相手も勝利を目指して対戦するのですから、勝つことは簡単ではありません。特にMTGは一戦一戦で見るとどうしても運の要素もあるのでどうやっても勝てないゲームは存在します。そのため短期的な勝敗よりもある程度長い目で勝率をあげていくことが重要なゲームです。そのためにはやはり数をこなして経験値が増えてくることにより勝率アップにつながっていきます。また対戦相手の動きから学ぶことも大事です。

ある程度経験を重ねて自分の中で頭打ちに感じてきたら、YoutubeやTwitchで他の方の対戦を観戦してみるのもおすすめです。特に自分を同じタイプのデッキを使っている動画を見ると比較しやすいので気付きを得ることも多いでしょう。

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まとめ

スタンダードで低予算で組めるそれなりに強いデッキを構築する→レアは代替カードを検討しつつ優先度の高いレアカードから集めて対戦を重ねる→デイリークエストをこなして資産を増やしてデッキを改善する→対戦を重ねてプレイを改善する・・・といった流れで進めていくと上達も早いと思います。

負けが続いても、負けた理由を考えて少しずつ改善していけば必ず調子が上向きになっていきますから、長い目で見てMTGを楽しんでいきましょう!

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コメント

  1. mochio より:

    はじめまして。9月の中頃からMTGアリーナをはじめました。
    しばらく配布デッキで遊んでいたのですが勝てなくなり初心者・デッキで検索してこちらにたどりつきました。
    こちらの記事内の白単アグロ(《運命的不在》はワイルドカードが不足したので他のを適当に入れましたが)を使ったところプラチナまで簡単に到達できました。
    本当にありがとうございます。

    • MasaKMasaK より:

      ご丁寧にコメントありがとうございます。お役に立てて何よりです。
      記事内でも少し触れていますが、対戦を繰り返していると勝つとき負けるときのパターンに気付きが出てくると思います。
      そういった気付きを元にデッキをご自身なりに調整しながらプレイされるとより勝てるようになってくると思いますので、是非ミシック目指してがんばってください!

  2. Ty より:

    自分は最近mtgaを始めたのでとても参考になりました。ありがとうございます!
    質問なのですが、このデッキに入っているカードはいつ頃スタン落ちしますか?

    • MasaKMasaK より:

      コメントありがとうございます。参考になりましたら何よりです(^^

      >質問なのですが、このデッキに入っているカードはいつ頃スタン落ちしますか?
      2022年秋(10月前後)にスタンダードのカードがローテーションしますので、そこでいくつかのカードがスタン落ちすることになります。

      そのタイミングで「ゼンディガーの夜明け」「カルドハイム」「ストリクスヘイヴン」「フォーゴトンレルム探訪」のカードがスタン落ちすることになると思います。

  3. jo! より:

    今から15年以上前になりますが、親戚の子らと卓を囲んでマジックを遊んでいました。
    その頃はプロフェシーからインベイジョンに変わる頃、当時を思い出せばファイレクシアの巨像やパリンクロン等印象深いクリーチャー、美しいイラストと世界観を匂わせるテキストのフレーバーを感じながら楽しんでいました。あれから時間が経ち、時々思い出す程に印象深いゲームでした。
    そんなマジックがスマホでも遊べるようになっている事を知り、この度環境が整ったことにより改めて始めてみました。
    当時の記憶が蘇る程に、マジックはあの頃と変わらない世界観で、、これがマジックだ!と感動を覚えました。
    始めるにあたり当サイトに辿り着き、管理者様の蓄積された広大な情報と知見に大変助けられました。
    今月から始めて、対戦を重ねながらプラチナまで到達することが出来ました。本当に、ありがとうございます。
    アグロデッキですが、ゴールド辺りから変更を加え、相手の手を遅らせる手段も用いながら勝利を拾っています。プラチナからは特に、一戦一戦を集中して行うように心掛けるようになりました。もちろんこれからも様々な変更や修正、改良を加えながらやっていくことが必要であり、それがマジックの醍醐味であると思っています。常に変化する環境の中で、灯台のように1つの光を照らしてくれる当サイトは、これから始める方や現役のプレインズウォーカーの方々にとっての”マナ”であり続けるのだろうと思います。これからも様々な局面で参考にさせて頂きます。感謝を込めて。

    • MasaKMasaK より:

      環境ローテーションのタイミングで内容を刷新したときにコメント頂いていることに気付き返信が大変遅くなってしまいました m(__)m
      心温まる文章をありがとうございます。とても励みになります。

      >マジックはあの頃と変わらない世界観で、、これがマジックだ!と感動を覚えました。
      まさに私もウルザブロックあたりから始めた人間で、しかも暫くマジックから離れていたので親近感を覚えました。カード性能を見ると時代の変化は感じますが、マジックというゲーム自体は大きく変わっていないのが素晴らしいなと思います。

      >プラチナからは特に、一戦一戦を集中して行うように心掛けるようになりました。
      とても大事なことだと思います。勝ち負け関係なく一戦一戦大事にすることで勝率は必ず上向いてくると思いますし、考え抜いた結果薄氷の勝利を得たときの嬉しさは醍醐味の一つですね。
      実際ランクが上になるほど一戦一戦を大事にしている人の割合が明らかに多いです。

      >これからも様々な局面で参考にさせて頂きます。感謝を込めて。
      こちらこそありがとうございます。
      私的な考えを入れている部分もありますので誤っているときもあると思いますが、参考にして頂けると嬉しいです。

  4. 匿名 より:

    新環境の職工を作るのにとても参考になりました。
    ありがとうございました。

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