本記事では「ファイレクシア完全なる統一」を用いたリミテッドの環境や、有力なアーキタイプ、カード等について考察しています。
ファイレクシア完全なる統一のリミテッド環境特徴
2色推奨環境



最近のセットでは通例になりつつあるパターンですが、このセットにも環境を示すかのようにマルチカラーのアンコモンクリーチャーサイクルが色の組み合わせ全10種全てに存在しています。
これらのクリーチャーが示すようにどの色の組み合わせであっても2色デッキが成立する環境になっています。ちなみにこのマルチカラーのサイクルは赤白以外の9種は全てクリーチャータイプ「ファイレクシアン」持ちとなっています。流石に装備まではファイレクシアンに出来なかったということでしょう。
そしてコモン土地に多色ランドが存在しないのでドラフトでは基本的に2色推奨環境となっています。
一方でシールドでは以下のように多色をサポートするカードもコモンに存在している(優秀なラインナップとは言い難いですが)ので、特にゲームスピードが遅めのシールドであれば3色以上のデッキも充分視野に入ります。このあたりはよくある環境とあまり大差ないといったところでしょう。




このように色マナ関連に関しては割と見慣れた感じのラインナップになっていますが、この環境を特徴付けているのはやはり次項で述べるメカニズム関連のカード達です。
毒性(堕落)、油カウンター、増殖、装備
本セットを大きく特徴づけているのが「毒性(堕落)、油カウンター、増殖、装備」のメカニズムです。




中でも毒は赤以外の全てのカラーが持っており本セットで最重要のメカニズムと言っても過言ではありません。
毒は相手に毒カウンター10個付与すると勝利するという特殊勝利条件のトリガーとなる能力で、基本的に毒は取り除くことはできない上に初期ライフ20に対して10個付与なのでダメージ効率は通常手段に比べてほぼ倍。プレイヤーに対する圧力はかなりのものとなっているメカニズムです。
毒を与えるカードは基本的にややスペックが弱めにデザインされているのが通例なのですが、本セットのカードに関しては仮に毒性がなくても充分プレイアブルと言えるカードが散見されます。このあたりからしても本セットの毒の力の入れ具合が伝わってきます。


基本的に毒は毒関連のカードを多く集めて使うことが求められるメカニズムですが、毒殺を主眼としなくても上記のようなカードを使いつつ自然と堕落のトリガーを引くために使うという新しい使い方も用意されています。


もちろん基本的には毒を使うときは毒や増殖を固めて使うのがセオリーですが、特にシールドではカードの出方によっては難しかったりもしますのでそういった使い方も視野に入れると良いでしょう。堕落持ちカードは概ね堕落達成が必須という程ではなく「堕落していると強い。堕落なしでも使えなくはない」という感じの調整になっており、そういった意味ではニューカペナの街角にあった墓地5種メカニズムに感覚的には近い印象です。
また堕落はあくまで毒でパワーアップするカードといった形で、毒10個による勝利を狙うという点とはあまりシナジーがないメカニズムになっています。そのため毒で勝つことを狙うのであればあまり堕落を入れないほうが良いかもしれません。つまり、デッキの構成として毒10個で勝つのか、3個までで良いのかは意識して構築するほうが良いでしょう。


油カウンター関連のカードは「賞味期限付きの強力なスペックを持つカード」といった調整になっており、増殖のようなサポートがなかったとしても充分単体でプレイアブルなカードが多く存在してます。例えば上記の2枚は過去のリミテッドのコモンと比較しても恐ろしいスペックを持っています。そして、油カウンターカードは毒性とシナジーがないので、油カウンターで固めるなら毒性持ちは避ける(逆もしかり)といったように構築するようにしましょう。
増殖は毒と油カウンターをサポートすることが主な役割となります。あくまでサポート的な位置付けになるので、増殖は毒や油カウンターのカードがあってこそ。増殖だけをデッキに入れすぎないように注意しましょう。


毒に対して我関せずといったカラーとなっている赤ですが、赤らしい潔さが感じられるくらい相変わらずダメージによる決着を狙ったカラーになっています。今回はいつも以上に装備品がフィーチャーされており「ミラディンのために!」という強力なメカニズムである生体武器に近い効果を持っていることや、親和(装備品)と言うカードも存在するあたりからも装備をしっかり活躍させようという開発方針がにじみ出ています。
基本的に前のめりに攻めて行くことを推奨
毒性は基本的に攻撃してこそ真価を発揮するメカニズム。油カウンターは賞味期限付きという言葉があてはまるメカニズム。
つまり、これらはどちらも攻めている状態でこそ強みを発揮しやすいと言えますので基本的に前のめりに攻めてマウントを取っていくスタイルが強い環境と言えそうです。というより序盤に出遅れると相手から良い感じに毒を盛られてしまうでしょう。もっと言えば特に後手で3マナからのスタートをしてしまうとゲームに負けてしまう可能性は相応に大きくなります。
そこでキーとなるのはやはり2マナクリーチャーでしょう。特にドラフトでは2マナクリーチャーをしっかり確保することは非常に重要となりますから優先度高めにピックすることをおすすめします。
2マナクリーチャーのラインナップ(レアは除く)
























白のコモン3種は何れも優秀。ですが後にも触れますが毒性、堕落、アーティファクトとやや用途が異なる点には注意しておきましょう。
青は無難なものが揃っているといった感じですが、ややアーキタイプを選ぶカードという性質は濃くなっています。
黒は一見弱そうなスタッツである《伝染させる吸血者》《腐り腹のネズミ》から毒性を持って堕落につなげるという動きは一つキーとなります。
赤はミラディンのために持ちの《逆棘の叩拳》は非常に優秀。装備コストも軽いので赤をやるならかき集めたいカードです。
緑はアンコモンを除くと全体的にあまり強くない印象ではあります。できれば補色のカラーの2マナ域を使ったほうが良いかもしれませんが枚数が取れていないならこれらのカードも必要になってきます。
コンバットトリック関連
本セットの主なコンバットトリック(クリーチャー除去関連は除く)については以下の通りです。











今回はコンバットトリックの枚数自体が少な目になっていますが、何れも使いやすいデザインでまさに少数精鋭といった言葉がしっくりくるようなラインナップになっています。先に述べたように攻めが有利なメカニズムになっていることもあり、この環境でもコンバットトリックを駆使して攻め立てるというのは有効な戦術であるのは間違いないでしょう。
中でも白のコモン2種《完成化の祈り》《盲信者の確信》は非常に強力で、コモンにこの2枚があるという時点で白のアグロデッキはかなり可能性に満ちているくらいだと感じます。白を相手にしたときは《完成化の祈り》でガッツリアドバンテージを取られてしまうことがないよう毒性持ちのブロックはしっかりリスクを検討したほうが良いかもしれません。とは言え、その対となる《盲信者の確信》は堕落ありでは非常に強いので難しい選択を強いられそうです。
今回も緑に呪禁を付与したり、黒に破壊不能を付与したりするカードがあるのでクリーチャー除去を相手のマナが立っていないタイミングで使う等の考慮はしておくほうが良いでしょう。
クリーチャー除去カード関連
リミテッドでは常に重要となるクリーチャーを除去(疑似除去やバウンス含む)するカード達です。






















各色共に見慣れたタイプのカードが揃っており、質量ともに充分と言える環境となっています。
特に目立つのは白と赤。白の《次元の攪乱》は2マナでは過去最高クラスの性能を持っていますし、赤の《呪い金の斬撃》と《電子の負荷》は軽めのインスタントともあって特に目を見張る性能を持っています。
黒も相変わらず充実してはいますが、黒のインスタントタイミングの確定除去は堕落付きの《苦痛ある選定》しかありません。それを覚えておくとコンバットトリックを唱えるタイミングや対象を決める際のようないざというときに役に立つこともあるでしょう。
これはクリーチャー除去に限った話ではありませんが、コンバットトリックにしてもクリーチャーにしてもコモンのスペックが高く、レアはあるに越したことはありませんがレアなしデッキでも充分戦える環境となっているように思えます。そのため環境理解が勝率に影響する側面は大きいように思いますし、そういった意味ではやりこみが大事な環境と言って良いのかもしれません。
アーキータイプ解説
赤白






赤白は装備をフィーチャーした形となるアグロ戦略で戦う非常にわかりやすいアーキタイプです。
「ミラディンのために」を持った装備品はクリーチャーとしてもカウントできるためそれらを活用して装備品+クリーチャーを展開。そして相手クリーチャーが突破し辛くなってきたら装備品を重ね付けして突破していくといったように強引に相手防御をこじ開けて行きましょう。
基本的に装備品+《刃継ぎの有貌体》のような装備品シナジー持ちのクリーチャー+クリーチャー除去というシンプルな構成でシンプルに強いといった構築を目指すと良いでしょう。
基本的にアーティファクトもそれなりの数になるので《大顎の大司法官》のようなアーティファクトとシナジーを持つクリーチャーとも相性は悪くありません。
白緑






白緑は優秀なスペックを持つクリーチャーで基本的には毒性からの毒カウンターによる勝利を目指すアーキタイプです。
緑と白の毒性持ちを優先して採用しつつ、それをコンバットトリックで後押しするというのは主な戦術となります。特に緑のクリーチャーは油カウンター持ちではなく毒性持ちを中心に採用するようにしましょう。また毒で勝つことを主眼に置く際には、毒性の数値が基本パワーの半分を下回るクリーチャーは入れないほうが良いでしょう。(ダメージで勝つのか毒で勝つのかが半端になるため)
そして特に緑にはいくつか増殖持ちがいます。増殖を使うなら基本的には毒性で毒を盛っていき残りの数個を増殖で盛っていくようなイメージで増殖を活用すると良いでしょう。
またコンバットトリックでダメージを上げても毒性の数値は変わりませんので《剛力化》のようにサイズを極端にあげるよりは出来れば《完成化の祈り》のように何らかボーナスを持っているカードのほうが望ましいです。
白黒






白黒は堕落のカラーとなっており、毒を堕落が達成する程度に盛った後、堕落のカードパワーで相手を圧倒していくアーキタイプです。
とにかく毒カウンターを3つ付与させないと始まりませんので《伝染させる吸血者》《腐り腹のネズミ》はこのアーキタイプの鍵を握るカードの一つと言っても過言ではありません。ただし必要以上に毒を持る必要がなく、堕落と毒性のバランスも含めて構築難易度が非常に高いというある種厄介な性質を持ち合わせているアーキタイプでもあります。
早く堕落を達成するためにも《伝染させる吸血者》に限らず2マナ以下の毒性持ちは優先して確保するべきでしょう。逆に言えば高マナ域の毒性持ちはこのアーキタイプとはやや相性が悪いので優先度を下げて良いと思います。
赤黒






今回の赤黒を端的に表せば「生け贄」「油カウンター」「クリーチャー除去」といった言葉が当てはまる。そんなアーキタイプになっています。
赤黒のクリーチャー除去で相手の優秀なクリーチャーを根こそぎ除去していくというお馴染みの動きに加え、こちらもお馴染みの生け贄シナジーで戦うことになりますが、今回は生け贄(死亡誘発含む)と油カウンターがリンクしているカードが多数存在しています。
そういった油カウンターカードとクリーチャーの頭数を確保するようなカードを組み合わせることが求められますので、このアーキタイプでは毒性は必要ありません。それらのカードを組み合わせ少しずつ相手を追い詰めていくように戦うイメージで構築すると良いでしょう。
赤青






赤青と言えばインスタントソーサリーを駆使するカラー。本セットでもそれは例外ではありませんが、本セットは油カウンターをインスタントソーサリーを駆使することで補充していく。そういった動きが印象的なアーキタイプです。
クリーチャー以外のスペルと唱えることで誘発する能力を持ったクリーチャーをメインに。クリーチャー数は比較的少な目に採用しながら増殖を持ったインスタントソーサリーを中心にそれらのクリーチャーをバックアップするイメージでデッキを構築すると良いでしょう。
ただし特にこのカラーのクリーチャーは性能的にアンコモン以上のクリーチャーに頼りがちになりそうなので、ドラフトでは上家と色が被ると他の色以上に厳しいデッキになることが予想されます。
青白






青白は地上を止めて飛行で殴るというのが通例のカラー。今回もそういった側面がなくはないですが、どちらかといえばアーティファクトをシナジーとしたアーキタイプとなっています。
青と白両方に存在するアーティファクトをコントロールしていることで力を発揮するパーマネントを中心にとにかくアーティファクトをひたすらかき集めていくことが重要となります。そうすことで特に《マルカトールの眼》は3マナ4/4相当とエース級の打点を刻むことができますので、ビートダウンの起点となるでしょう。
また特に白に存在する1/1のダニクリーチャートークンを生成するカードも、実はダニはアーティファクトクリーチャーだったりしますので、このアーキタイプでアーティファクトをトリガーさせるためにダニを活用するのも良いでしょう。またコモンにある無色アーティファクトクリーチャーのマイアを数合わせに入れるのも悪くはありません。
青黒






青黒は毒カウンター10個による特殊勝利を目指す戦い方となりますが、他のカラーと違うのは攻撃せずとも毒を盛る手段が豊富にあるという点です。
特に飛行を持ちの毒性クリーチャーで始めは毒を盛っていき、中後半は増殖持ちのカードでお茶を濁している間にジワジワと毒カウンターを貯めていくことで相手を追い詰めていく。そういった相手からすると回避することが難しい詰め方を得意としています。のらりくらりしている間に相手を追い詰めていく様はまさに青黒らしいといったところでしょう。
毒性持ちクリーチャーでひたすら攻撃するというよりは、毒性持ちで毒を盛った後は粘り勝ちするようなイメージでデッキを構築すると良いでしょう。そういった意味で毒性をもたない守り性能高めのクリーチャーもデッキに入れやすいです。
またクリーチャーは面で押していくのではなく、飛行威迫のような回避手段持ちで確実に毒を盛っていくスタイルのほうが相性良く戦っていけるでしょう。
緑黒






緑黒は概ね墓地活用するアーキタイプが通例なのですが、今回はシンプルに毒10個による勝利を目指すという最近の緑黒にしてはわかりやすいアーキタイプとなっています。
そういった意味では緑白と似通ったアーキタイプと言えそうです。緑白と比較すると白は面で攻めるが黒は点で攻めるといったあたりや、白は割と直線的に早く攻めていくに対し黒は増殖で変化球的な攻めが出来るといった違いがあります。
黒には堕落持ちのカードがありますが、先に述べたように堕落持ち(特にクリーチャー)は毒勝利と相性があまりよくないので緑黒では避けたほうが良いでしょう。
青緑






青緑は1に増殖、2に増殖というくらいとにかく増殖祭りなアーキタイプです。
ですが、増殖は増殖だけで意味をなさない能力なので当然ながら毒性もしくは油カウンターと組み合わせる必要があります。青緑は毒性によせることもできるし、油カウンターによせることもできるので、同じ青緑でも構築の振り幅がありそうなカラーとなっています。両方中途半端に採用するのはこのカラーの負けパターンとなりそうなので、増殖以外のカードは毒か油のどちらかに必ずよせるようにしましょう。
赤緑






圧倒的なクリーチャーのスタッツによるパワーで相手を粉砕するのが赤緑の真骨頂でありそれは今回も変わりません。一つ違うのは油カウンターアグロと言えるくらい油カウンター持ちのクリーチャーが軸となることでしょう。
赤緑に多く存在する油カウンター持ちのクリーチャーをかき集め、単純にスタッツが高いクリーチャー達を更にコンバットトリックでサポートしてゴリゴリに押し込んでいくというスタイルで戦うイメージになります。
コンバットトリックは1マナという軽さに加えて油を補充できる《肉体からの解放》が特に強く、このアーキタイプでは複数枚あっても良いくらいに活躍してくれるでしょう。
増殖を入れるのも悪くありませんが、油カウンターは毒性と違って増殖すればするほど良いという側面はやや薄いので、どちらかと言えば増殖するよりも(何かのおまけ程度で入るくらい)パワーでドンドン押し込んで行くように構築するほうが良い結果になりやすいでしょう。
何色が強い?
色の組み合わせをさておきとすると「白」が最も強いカラーなのはほぼ間違いないでしょう。



この環境は前述の通り序盤から攻めて行くことがメカニズム的にも肯定されていると言っても良く、きわめてアグロ適正環境となっています。そういった点で序盤から攻めて行くことに長けているカードが白のコモンに多いという点でも環境にマッチしており、加えてコモンカードが性能的にもプレイアブルなカードばかりです。(最近のリミテッドは白が強い環境ばかりですね。。)


一方でコントロール色の青はコモンの質と言い戦略といい今回の環境では不遇なカラー筆頭です。白は他の色よりやや強いくらいの印象ですが、青は抜けて弱いように思えます。特にコモンにクセのあるカードが多く、コモンの質がかなり難です。アンコモンになると上記のような強いカードもありますが、少なくても上下家と競合してまで取るようなカラーではないでしょう。
それに青のメインテーマである増殖が今回はちょっと弱いメカニズムという印象で、+1/+1カウンターと違って増殖しても「ふーん」くらいにしか盤面に影響を与えないことが多くここをメインに据えているという時点で結構辛いところがあります。とは言え、青では勝てない訳ではありません。人気の少ないカラーということを逆手にとって強力なカードをピックできれば充分に卓ドラフト3勝(MTGアリーナのBO1なら7勝)を狙えますし、そういった作戦も悪くありません。
このように白が強いこともあり、色の組み合わせ(アーキタイプ)としても、オルゾフ、ボロス、セレズニア、といったあたりの白絡みアーキタイプは有力です(アゾリウスはちょっとシンドイ寄りですが前述のように不人気を逆手に取れれば充分勝利は狙えます)。
白以外ではグルールはかなり有力なアーキタイプと言って良いでしょう。個人的には白絡みより優れているかもしれないくらいまであります。


と言うのも、この環境のアーキタイプはシナジー色が非常に濃く、毒性なら毒性関連、アーティファクトならアーティファクトと同じ系統のカードをかき集めることが求められるアーキタイプが多いです。これらはそういった性質のカードをしっかり枚数確保できれば強いのですが、裏を返すと中途半端になってしまうと普段よりもかなり弱くなってしまうという諸刃の剣とも言えるリスキーな性質を持っているとも言えます。
油カウンター関連のカードはもちろん油カウンターに寄せる構築にはなるものの単体で機能するカードが多く、他のアーキタイプと比べるとピック受けが広めでリスクも小さい傾向にあります。そのため構築難易度が低めで他のアーキタイプよりも安定したデッキになりやすく、平均勝率としても高くなりやすいです。この筆頭アーキタイプがグルールです。アンコモンの《燃えがら斬りの荒廃者》が白に刺さりやすいのもグッドです。
また同じ理由でいつもは不遇な青緑のシミック(油カウンター寄せタイプ)もグルールには劣るとは言えそれなりに戦えるアーキタイプとなっています。この場合、あくまで増殖はサブ(ついでくらいのイメージ)で構築すると良いと思います。
また似た理由で「堕落」も想像していたより強いアーキタイプという印象です。


実際試してもらえるとわかると思いますが、毒性で倒すのはなかなかに難易度が高く毒性で固めきらないと結構きついことも多いです。一方で「堕落」は達成条件がそこまで難しくなく、毒はコスト軽めの毒性持ちクリーチャーに任せさえすればデッキパワーがある程度担保できます。
そのため白絡みの中でもオルゾフは特に強いアーキタイプだと思います。
各色の有力カード
以下にコモンアンコモンを中心とした有力カードをまとめています。

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