十種競技7 – 神河BOTドラフト 7勝デッキ

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2023年のMTGアリーナイベントである十種競技(デカスロン)の7種目のフォーマットである神河BOTドラフトの7勝デッキとワンポイント解説を掲載しています。

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7勝到達デッキリスト

まずは青黒の忍者デッキです。

神河:輝ける世界のドラフトは青と黒のコモンが他の色と比較しても強力なカードが多く、そのカラーを使っていけるアーキタイプである忍者は有力アーキタイプの一つです。忍術を使うタイミングやそれに伴うクリーチャーの展開の仕方など選択肢が多いデッキなので、プレイ難易度は他のアーキと比べるとやや高めですがアーキの強さに関しては間違いないデッキと言って良いでしょう。

忍者は忍術を使う関係上ブロックされないことが重要となるため、低コストクリーチャーや飛行持ちクリーチャーをしっかり展開していくことが重要です。特にこのアーキタイプでは特に強い《ネットワークの攪乱者》は是非ともピックしたいクリーチャーの一つです。それ以外にも忍術で戻して嬉しいクリーチャーである《ウイルスの甲虫》もおすすめでそれらのクリーチャーは優先度高でピックすると良いでしょう。

また相手からすると忍術を警戒してブロックを意識せざるを得ないですが、そういった意識の裏目を取らせるためにもコンバットトリックは有効に働きやすくこのデッキでも《装身》が3枚と多めに入っているのが印象的です。

レアがあるに越したことはないですが、強力なレアが取れなかったとしても前述の通りコモンの質が高いのでコモンアンコモンだけで充分に立ち回っていけるのもこのデッキの強みと言えます。

青緑といえば基本的にランプ寄りの戦略でパワーカードで戦うカラーリングがメインです。

その分序盤の展開が弱くこの環境でも基本的に弱い部類に属するアーキタイプですが、このリストは《ネットワークの攪乱者》が3枚入っているのが印象的。これと緑にも存在する忍者を組み合わせることで序盤から動けるようになっている点が目を惹く構築となっています。

緑のコモン忍者である《とぐろ巻きの忍び寄り》は決して強いクリーチャーではありませんが《ネットワークの攪乱者》が3体入っていることで存在が引き立っています。そしてこのデッキに入っているアンコモンの《機械壊しの河童》に関しては緑のアンコモン最強クラスのクリーチャーで、これが忍術で使いまわせる構成になっているのもこのデッキの一つのポイントと言って良いでしょう。

もちろん忍術だけでなく青緑のパワーカードもしっかり入っており、そういった戦略に打ってつけの《天空に到る母聖樹》が入っているのはやはり強力。《天空に到る母聖樹》も緑をやるなら欲しいアンコモンの一枚です。

とは言え恐らくこのデッキは《完成化した賢者、タミヨウ》をピックしたことで青緑の構成にしたのではないかと思いますが、前述の通り青緑の弱さをカバーしたこの構築は参考になるところです。

赤黒のサクリファイスデッキ。

というよりこのリストの場合は流石にズルいと言いたくなる《鬼流の金床》4枚。こんなに取れたらそりゃ勝つよと言いたくなってしまうリストになっています。それくらい《鬼流の金床》はやはり強力で、赤黒をやるなら是が非でも欲しいカードです。とにかくこのカードが一杯集まったらそれだけで概ね強いデッキになります。

加えて《霜剣山の製錬者》も《鬼流の金床》と相性抜群で、これらのアンコモンが軸になれば後は上記のようにアーティファクトを意識しながらそれっぽく構築すれば強力なデッキの出来上がりといったところです。

ですが逆に言えばそれらのアンコモンがないとちょっとしんどいという感もあるアーキタイプなので、それらのカードがしっかり取れるなら狙っていくのも良いカラーと言えるでしょう。

白緑はエンチャントを軸にし、エンチャントのシナジーで自軍を強化しながら攻勢をしかけていくアーキタイプです。

基本的にはエンチャント兼クリーチャーといったクリーチャーをならべつつ《魅知子の真理の支配》や《樹海の保護者》の魂力などの強化手段で強引に押し切っていく動きになりますので、クリーチャーとクリーチャーの強化手段(コンバットトリック)をバランスよくピックしていきたいところです。

動きがやや単調になりやすいですが逆に言えばプレイしやすいアーキタイプとも言えますので、本環境では人気のあるアーキタイプの一つとなっています。

上記のリストは機能し出すと一枚で勝てるという強さを持つ強レアの《現実チップ》がタッチされています。流石にレアはそう毎回取れるものではないですが、単純な攻めだけだと止まってしまったときが厳しいのでこういった隠し味を用意しておくのも悪くありません。

最後に筆者が実際に使った青黒の忍者デッキです。

初手で3マナレア除去の《魂転移》をピックした後、3手目に青黒忍者アンコモンである《銀毛の達人》と《鬼流の金床》が同時に流れてきてこの2択に相当迷いながら《鬼流の金床》を取ったのですが結局その後の赤の流れが悪く、青黒忍者にシフトするという感じでピックした形になりました。

《ネットワークの攪乱者》を一枚も見なかったのでピックできなかったのは残念ですが、見ての通り2マナ以下のカードをしっかり枚数確保していたおかげで序盤から出遅れることがあまりなく、そこまで危なげなく7勝することができました。1敗しましたがそのときは初手に2マナカードがなく出遅れて負けてしまったという感じでしたので、いかにこのアーキタイプでは2マナ以下のカードが重要かどうかを再認識した形です。

やはり特に忍者デッキは2マナ以下をしっかり確保しておくことをおススメします。

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