【MTG】エクスプローラー – BO1向けデッキ解説

エクスプローラー

「エクスプローラーアンソロジー1」までの環境におけるエクスプローラーBO1向け各種デッキについての解説記事になります。

エクスプローラーは使用可能なカードが多いのでデッキのアーキタイプは多いですが、ここでは中でも筆者おすすめのアーキタイプについて紹介しています。なお「Export To MTGA」ボタンを押下するとデッキリストをMTGアリーナでインポートできる形でクリップボードにコピーしますので、簡単にMTGアリーナでデッキを作成できるようになっています。

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BO1特有の知っておくべきこと

初期手札補正によりアグロデッキが有利

BO1では文字通り一回のゲームで勝敗が決まります。MTGは初期手札等のランダム性により土地事故と呼ばれる事象(土地の引きすぎor土地引かなさすぎ)によりそれだけでゲームが決まってしまうことが一定確率で起こってしまいますが、BO1という一回キリのゲームが土地事故により勝敗が決まってしまっては面白くありません。

そういった理由もありBO1では初期手札に補正がかかる仕組みになっており、土地とスペルの枚数がある程度バランスよく初期手札にきやすいようになっています。

補正内容等の詳細な内容はこちらのページに掲載していますが、この補正により土地の総数が少なめのデッキが回りやすくなっています。この恩恵を受けやすいのがアグロデッキ(正確には土地少なめのデッキ)という背景がBO1にはあります。

サイドボード枠は使い得

BO1はBO3と違ってサイドボードを使用したゲームは行いませんので、使えるのであればサイドボード枠は使い得です。例えば履修/講義、相棒といったカードはデメリットとして貴重なサイドボード枠を割いてしまうという点がありますがBO1においてはそのデメリットは存在しません。

BO1では7枚までサイドボードにカードを登録しておくことができますので、相棒やメインボードからサイドボードをサーチするようなカードがあればサイドボードにガッツリ設定しておきましょう。

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ラクドスミッドレンジ

ラクドスミッドレンジは現状のエクスプローラーBO3でトップメタと言って間違いないアーキタイプですが、BO1でもおすすめのアーキタイプです。

《思考囲い》による手札破壊、多数の優秀なクリーチャー除去、墓地対策を兼ねた《墓地の侵入者》、盤面の優位を維持する《ゲトの裏切り者、カリタス》《反逆の先導者、チャンドラ》といったように、できることが多い上に隙が少なくどんな相手にも渡り合えるパワーを持ったアーキタイプです。色んなアーキタイプが想定される環境ではその万能感故に人気を集めるのは当然の成り行きでしょう。

ただ万能感が高いとは言え《思考囲い》はアグロ相手にはあまり引きたくなかったりというように裏目が全くという訳ではありません。BO3だとサイド後に相手に合わせに行く戦術を得意としていますが、BO1だとそういったメリットが享受できないという面はあります。とは言え裏目を踏む可能性があるのは他のデッキでも言えることですしこのデッキだけの弱点という訳ではありません。

万能感の高いデッキだからこそBO1の対戦を重ねて良く当たるアーキタイプに合わせて多少のチューンはしていくべきでしょう。個人的には特に《死の飢えのタイタン、クロクサ》やクリーチャー除去カードの選択あたりは変更を検討しても良いように思います。

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ジェスカイ独創力

《不屈の独創力》デッキはジェスカイだけでなくイゼットや後に紹介する《異形化》を絡めたタイプがありますが、ここではジェスカイを取り上げています。

基本的には4ターン目以降に(理想はX=3)《不屈の独創力》を唱えて《裏切りの工作員》を出し相手のキーとなるパーマネントを奪い取ることで勝利を狙っていきます。X=1程度であれば勝ち切れないときも多々あるのが難点ではありますが、パーマネント奪取なのでどんな相手にも機能するのが優れているところです。

デッキがバレていると《不屈の独創力》を警戒して除去を構えられたりしますが、デッキバレしていないBO1だとフルタップした相手のエンドにサメトークンを出して次のターンに《ドワーフの鉱山》を絡めて一気に《不屈の独創力》を決めたりといったムーブが決めやすい傾向にあります。

ジェスカイのメリットは《婚礼の発表》《放浪皇》で普通に盤面で勝ちにいける(プレッシャーを与えていける)ことにあります。相手に圧をかけていくことにより《不屈の独創力》を決める隙を生み出すことにも繋がる上に《婚礼の発表》《放浪皇》のトークンクリーチャーが《不屈の独創力》の的になるというシナジーが非常に強力です。

《裏切りの工作員》型以外にもイゼットでまとめて《奔流の機械巨人》《マグマ・オパス》をミックスした《不屈の独創力》デッキというのも比較的良く見かけます。色々使ってみて好みのタイプを見つけるのも良いと思います。

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グルール独創力

こちらはグルールの《不屈の独創力》です。ただしこちらの場合は《異形化》や《銅纏いののけ者、ルーカ》でも同様の役割を担っているのでグルール異形化と言ったほうが正しいかもしれません。

ジェスカイやイゼットと比べてグルール型の長所は、マナ加速から最速3ターン目に《異形化》《不屈の独創力》が唱えられること、《不屈の独創力》《異形化》《銅纏いののけ者、ルーカ》といったようにコンボにアクセスするカードが多いためコスト踏み倒しの成功率が高いこと、《不屈の独創力》もX=1で充分である、といったあたりが挙げられます。つまり、ジェスカイやイゼット以上にコンボに踏み込んだ構成となっています。

コストを踏み倒して早期に唱えるのは《産業のタイタン》。追放除去やバウンスといったカードは苦手ですが、早々に出てきてしまうと対処できないアーキタイプのほうが多いので概ねゲームに勝てるようになっています。実際《産業のタイタン》を対処できるような相手は特にBO1ではBO3以上に少ないと言っても良いでしょう。そういった意味でBO1のほうが向いているデッキだと思います。

とにかく速攻でゲームを終わらせたいのであればジェスカイ型よりもグルールのほうが優れています。

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マルドゥ脂牙

《パルヘリオンⅡ》を墓地に落とし最速3ターン目に《大牙勢団の総長、脂牙》から吊り上げることで4ターンキルも可能なデッキがマルドゥ脂牙です。こちらもBO3で一定の人気を集めているアーキタイプですが、相手への妨害要素が薄くなる傾向にあるBO1では墓地リムーブといった動きを邪魔されるようなカードに出くわす可能性も低いためBO1でも充分に通用します。

コンボ成立タイミングが早い上にソーサリータイミングのクリーチャー除去では間に合わないコンボというのがこのデッキの強みで、相手に《大牙勢団の総長、脂牙》を除去するカード(最も可能性の高いのは《致命的な一押し》)を構えられていなければ3ターン目にあっさりゲームが決まってしまうことも少なくありません。引き次第ではあまりにもあっさり勝ってしまえる強さを持っています。

とはいえ3ターン目に《大牙勢団の総長、脂牙》から《パルヘリオンⅡ》を吊り上げるというムーブはそう毎回決まる訳ではありませんので、最速ムーブができなかったときに《大牙勢団の総長、脂牙》を出すタイミング等でどう立ち回るかが重要になるデッキです。これに限らずコンボデッキは全般的に時にあっさり勝ててしまえる強さを持っているのはあまりにも大きな魅力ですが、相手の動きを見ながら攻めるタイミングを計る技術を身につけることでより勝率の向上に繋がります。

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ボロスヒロイック

ヒストリックアンソロジー1で大きく強化されたデッキでもあるボロスヒロイック。土地が少な目のアグロデッキはBO1の手札補正の恩恵を受けやすいという意味でもBO1に向いたデッキの1つです。

《恩寵の重装歩兵》《損魂魔道士》《照光の巨匠》《第10管区の軍団兵》といった軽いソーサリーやインスタントで対象に取ることと相性が良いクリーチャーを駆使して、それらを強化しながら圧倒的なパワーで押し切っていくデッキになっています。特にクリーチャー同士のぶつかり合いには滅法強いです。

プレイの鍵を握るのはクリーチャーを強化するのか、クリーチャーを出すのか、のタイミングを見極めていくところにあります。クリーチャーを強化するスペルはどうしてもクリーチャー除去をスタックで打たれることに弱いため、相手のマナの構え方を常に意識しながら立ち回る必要があります。そのため特に《神々の思し召し》はここぞのタイミングで使うようにしましょう。もし《神々の思し召し》だけでは足りないと感じるのであれば破壊不能を付与する《一心同体》を使うのも良いです。

見た目以上に強いデッキというだけなく、軽いソーサリーとインスタントの連打でクリーチャーがドンドン強くなっていくのは爽快で使っていて楽しいデッキでもあります。

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赤単アグロ

単色アグロの代名詞とも言える赤単アグロ。エクスプローラーでも有力なアーキタイプの1つで、やはりBO1でも強力なアーキタイプとなっています。

とにかくクリーチャーを矢継ぎ早に展開し、速攻や火力を絡めて相手に息もつかせぬ間に倒し切ることをモットーとするデッキです。特に《炎樹族の使者》はブン回りを助長するカードとしても優秀で、このカードが初手に1枚でも強いですが2枚以上あったときの展開は相手からすると不公平すら感じるくらいに強力であっという間にゲームを終わらせることも少なくありません。

ただし一見簡単そうに見えるこのデッキは実は中々に繊細なデッキで、火力を使う関係上ダメージ1点の差がゲームの勝敗を分けることもしばしばあるくらい攻め方やカード選択は結果を左右します。プレイしながら、またはゲームが終わった後に攻撃の仕方や展開の仕方を振り返って1点でもダメージを多く取れなかったかどうか改善点を見つけていくことが勝率の平均値を上げることに繋がるので、一見どうしようもなかったときでも時には振り返って考えてみることも大事です。

またデッキの構築も意外と選択肢が多いので悩まされます。各マナ域のクリーチャーもそうですが《エンバレスの宝剣》とも相性の良い《鍛冶で鍛えられしアナックス》だったり《稲妻の一撃》のような火力スペルだったり《エンバレスの宝剣》を抜いたりと赤単でも色々とパターンが考えられますので、自身にとってベストな赤単構築を目指すのも良いと思います。

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セレズニアライフゲイン

特に赤いアグロデッキに強いデッキであるセレズニアライフゲイン。基本的には天使を軸としたタイプが王道です。

ライフを得ることがそのまま自軍の強化に繋がるデッキになっており、クリーチャーの展開=ライフゲイン=自軍の強化という点が繋がりを持っているところが強力で、ライフゲインという行為自体がアグロに強いのもウリです。そして《集合した中隊》が上手くハマったときには一気に盤面のクリーチャーサイズが底上げされ化け物軍団になるのも魅力の一つです。

おすすめデッキとして今回掲載してはいるものの、個人的には今回載せている中では最もおすすめしないアーキタイプです。もちろん無難な強さは持っていますが相手を選ぶところはありますし、相手のクリーチャー除去の使い方が上手いと《正義の戦乙女》のような重要なクリーチャーを狙って落とされたりすることで厳しい展開になってしまうこともあります。また妨害手段に乏しいので、とくにコンボ系のデッキからすると相手しやすいデッキであるのも間違いありません。

相性の良い相手にマッチングすることが多いのであればおすすめのデッキですが、そうでもないときには他のデッキを使ったほうが良いケースもしばしばあるでしょう。

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