シングルトン – デッキ紹介

MTGアリーナ

MTGアリーナのデカスロン十種競技第8種目にも指定されているシングルトンのデッキやアーキタイプをいくつか紹介します。

シングルトンとはどういったフォーマットなのか、また実際に筆者がデカスロンのシングルトンで7勝したデッキや、いくつかシングルトンの有力アーキータイプについて触れていきます。

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シングルトンのデッキ構築のコツ

シングルトンは基本地形を除いたカードは全て1枚(1種類)でデッキを組み上げる構築フォーマットです。使用可能なカードプールはアルケミーと同等になっています。

基本的に構築フォーマットのデッキが4枚を多用してデッキ構築をしていくことが主ですが、これは手札や引くカード自体はランダムであるものの引くカードの種類を少なくする(方向性を揃える)ことで確率によるバラつきを収束させ毎ゲーム狙ったゲーム展開となるように意図したものになります。

シングルトンはカードが1枚しか採用できない・・・のですが、これはシングルトンでのデッキ構築でも重要な考え方になります。確かに1枚しか採用できないものの、役割が似通ったカードは多数あります。シングルトンでは「カードの役割」「役割毎のカード必要枚数」「デッキのマナカーブ」を意識してデッキ構築することがコツです。

例えばクリーチャー除去という視点で見れば《削剥》《轟く叱責》《ドラゴンの火》は似た役割を持っていますし、2マナの攻撃クリーチャーという考え方で見れば《群れ率いの人狼》《レンジャー・クラス》《ケッシグの自然主義者》も似た役割を担うことができます。

こういったように構築できるカードプール内に似た役割を持つカードがあればあるほどそのデッキは組みやすくなります。デッキ構築を考える際には組みたいアーキタイプと、そのアーキタイプに必要なカードの種類が役割を揃えられる程度に存在するのか確認して構築しましょう。

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実際に7勝到達したデッキ

私が実際に使って7勝達成したデッキが上記のイゼットコントロールです。現在のイゼットはカードの選択肢が豊富にあり、デッキが組みやすい上に強力であると感じます。グリクシスのような3色も構築できますがレア土地も1枚ずつしか採用できないので個人的には2色推奨です。

ざっくりと画像の上段がクリーチャー除去カード、中段がゲームを決めるカード、下段のほうがカードアドバンテージを取っていくカードという役割で採用しているカードになります。実際に回していても毎ゲームプレイするカードそのものはバラつきがあるものの比較的同じようにデッキが回るのでシングルトンであるということをあまり感じずにプレイすることができました。

シングルトンの環境としてはアグロもそれなりに多いのですが、アグロをメタった除去コントロールのようなデッキも同程度存在しているような印象です。《星界の霊薬》や《不思議な秘本》はそういったデッキ相手を加味してややお試し気味に採用したのですが、あっさり7勝到達してしまったのでそこまでプレイする機会を得られませんでした。入れ替えても特に問題はないと思います。

アグロとコントロール共に同程度マッチングしましたので、どちらか相手に偏った構築をするよりは無難な構築のほうが良いように感じます。

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他の参考アーキタイプ

ここから先はアーキタイプ紹介になります。デッキリストまでは載せていませんが構築の参考となれば幸いです。

白単アグロ

白単アグロは1、2、3マナ域を中心に構築することになりますが各マナ域共にカードの種類は豊富にありますので、充分構築可能なアーキタイプの一つです。

《施しの司祭》《戦場の猛禽》《素拳のモンク》《帆凧の僧侶》《有望な信徒》《掟綴りの僧侶》《石縛りの使い魔》《堕ちたる者の案内者》などが1マナのエース格。他にも《イオナの大司祭》など採用できそうなカードはいくつかあります。

2マナ域は《光輝王の野心家》《スレイベンの守護者、サリア》《剛胆な敵対者》《聖戦士の奇襲兵》《日金の歩哨》《忠実な軍用犬》《光輝の学部長、シャイル》《クラリオンのスピリット》《象徴学の教授》あたりが採用候補。特に《光輝の学部長、シャイル》はあまり見かけないかもしれませんが《クラリオンのスピリット》のようなカードとも相性が良く意外と活躍してくれます。

3マナ域は殆どレアカードのマナ域で《傑士の神、レーデイン》《スカイクレイブの亡霊》《粗暴な聖戦士》《輝かしい聖戦士、エーデリン》のエース達に加え《婚礼の発表》《神に愛された者、シグリッド》《輝かしい司令官》《歓迎する吸血鬼》あたりも使用に値するカードです。

その他にはアルケミー:イニストラードのパワーカードである《審問官の隊長》。また《運命的不在》《ポータブル・ホール》《スカイクレイブの大鎚》《パラディン・クラス》あたりでサポートしていきましょう。


私が使用したときには対アグロデッキに多くマッチングしたこともありあまり良い勝利率は残せませんでしたが、単色アグロは白単が最も組みやすそうに感じます。

グルールアグロ

グルールのアグロデッキも優秀なカードが多いためシングルトンのアグロの中で組みやすいアーキタイプの一つです。

悩ましいのは狼男シナジーを意識するのかどうかというところです。《不吉な首領、トヴォラー》を中心として狼男を中心としたデッキも構築することは可能なのですがシングルトンであるが故に強さが一段劣る狼(男)の採用を迫られがちです。狼男であることをそこまで意識せず、例えば《雄叫ぶゴブリン》のようなカードを採用してまでとにかく優秀なカードを詰め込んでいくといった構築も選択肢に入ります。

アルケミー:イニストラードの《執拗な仔狼》や《指名手配の殺し屋、ラヒルダ》はどのようなタイプのグルールであっても入るくらい優秀なので、そういったカードは採用しつつもパワーカードを中心に構築すると安定したゲーム展開が期待できそうです。

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