【MTG】アルケミー – BO1向けデッキ解説

MTGアリーナ

「カルドハイム」~「アルケミー:イニストラード」におけるアルケミーBO1向けのメタゲーム解説と各種デッキについての解説記事になります。

各デッキには「デッキの強さ、デッキの扱いやすさ、デッキの作りやすさ(レアカード総数が少ないほど高)」を3段階で筆者の主観で点数付けしていますので参考としてください。またBO1をプレイする際に前提として知っておくべきことについて先に触れていますので、ご存じなければ参考にしてください。

Tierに関しては環境初期で色々なデッキが見受けられるためあえて記載していませんがやはりBO1なので基本的にアグロ環境になっています。コントロールも色々と存在しますがコントロールは基本的にアグロを意識した構成になっています。

「Export To MTGA」ボタンでデッキリストをMTGアリーナ形式でクリップボードへコピーすることができます。その後MTGアリーナのデッキタブにあるインポートボタンを押下することでデッキを簡単に追加することができます。

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BO1特有の知っておくべきこと

初期手札補正によりアグロデッキが有利

BO1では文字通り一回のゲームで勝敗が決まります。MTGは初期手札等のランダム性により土地事故と呼ばれる事象(土地の引きすぎor土地引かなさすぎ)によりそれだけでゲームが決まってしまうことが一定確率で起こってしまいますが、BO1という一回キリのゲームが土地事故により勝敗が決まってしまっては面白くありません。

そういった理由もありBO1では初期手札に補正がかかる仕組みになっており、土地とスペルの枚数がある程度バランスよく初期手札にきやすいようになっています。

補正内容等の詳細な内容はこちらのページに掲載していますが、この補正により土地の総数が少なめのデッキが回りやすくなっています。つまり恩恵を受けやすいのはアグロデッキという背景がBO1にはあります。

サイドボード枠は使い得

BO1はBO3と違ってサイドボードを使用したゲームは行いませんので、使えるのであればサイドボード枠は使い得です。例えば履修/講義といったカードはデメリットとして貴重なサイドボード枠を割いてしまうという点がありますがBO1においてはそのデメリットは実質的に存在しません。

BO1では7枚までサイドボードにカードを登録しておくことができますので、メインボードからサイドボードをサーチするようなカードがあればサイドボードにガッツリ設定しておきましょう。

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エスパークレリック

  • デッキの強さ   :★★★
  • デッキの扱いやすさ:★★★
  • デッキの作りやすさ:★

《審問官の隊長》を始めとしてアルケミー:イニストラードで加わった強力なクレリックの数々により、クレリック部族はアルケミーで圧倒的なまでの強化を受けました。そんなクレリックを活用したデッキがエスパークレリックです。

ライフゲインによって強くなるクリーチャーが多いのも特徴の1つで、特に2マナ域の《祝福されし者の声》《生命の絆の僧侶》はモリモリ育っていきますし、《正義の戦乙女》による全体強化もあったりと見た目以上にサイズが大きくなることで攻撃力も侮ることができないデッキになっています。火力呪文だと場に出たあと早々に対処しないと、すぐに火力圏外まで育ってしまうため手を焼くことも多くなります。

エスパー型の最大の特徴はパワーカードの《審問官の隊長》を最大限強く使えることで《審問官の隊長》から《玻璃池のミミック》が抽出できたときに《玻璃池のミミック》で《審問官の隊長》をコピーして再度《審問官の隊長》の能力を使えるというコンボが可能となっています。これが決まったときの胡散臭いまでの展開力と強さが魅力のデッキになっています。

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セレズニアライフゲイン

  • デッキの強さ   :★★
  • デッキの扱いやすさ:★★★
  • デッキの作りやすさ:★★

エスパークレリックと似た構成になっていますが、こちらは緑白の2色でまとめている形になっています。

白緑2色としたことによるメリットは「安定性の向上」「《裕福な亭主》の能力がデッキに噛み合っている上に3ターン目に《審問官の隊長》が出せる」「《月の刃、トレラッサーラ=ズインド》が使える」といったあたりに集約されます。

《玻璃池のミミック》は《審問官の隊長》から捲ったときには凄まじい効果を発揮しますが、抽出というランダム条件においてそう簡単に毎回捲れる訳ではありませんし、普通にキャストするときには盤面に既にコピーに値するクリーチャーを展開しておく必要があったりと、やや強さにムラがあるところは否めません。このデッキは《玻璃池のミミック》を採用せず、また2色に抑えることで爆発力の代わりに安定性が高くなっています。

ライフゲインシナジーを組み込んだこのデッキは各種クリーチャーが場に出れば出るほど盤面が強固になります。それを助長する《審問官の隊長》は早めに出せることに越したことはありません。この1ターンの違いが勝敗を分けることもあるでしょう。

また《月の刃、トレラッサーラ=ズインド》はヒストリックでも使用されているようにライフゲインデッキで使うと相当に強力なクリーチャーで、サイズもさることながら占術を多用することで是非とも引き込みたい《審問官の隊長》を探しに行くこともできるため、このデッキでの貢献度はかなりのものがあります。

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白単アグロ

  • デッキの強さ   :★★
  • デッキの扱いやすさ:★★★
  • デッキの作りやすさ:★★

スタンダードで大活躍の白単アグロは勿論アルケミーにおいても健在です。

基本的な構成はスタンダード版と同じ。大きな相違点は《審問官の隊長》が採用されていることでしょう。《審問官の隊長》はとりあえず白いアグロなら使っておけと言わんばかりの活躍っぷりです。まさに《集合した中隊》に匹敵する強さがあります。

このリストは《運命的不在》と《ポータブル・ホール》がフルで採用されています。いくら相手に時間をあまり与えない白単アグロとは言えデメリット付きの《運命的不在》を4枚入れるかは悩ましいところはありますが、《ポータブル・ホール》はアルケミーで2マナ以下のパーマネント(クレリック、狼男、ドラゴン等)が増加している傾向にあるので4枚採用も充分ありえると思います。

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グルール狼男

  • デッキの強さ   :★★★
  • デッキの扱いやすさ:★★★
  • デッキの作りやすさ:★

赤緑狼男もスタンダードで存在しているアーキタイプですが、アルケミー版はスタンダード版から大幅にパワーアップを遂げています。

その理由はアルケミー:イニストラードから採用している《執拗な仔狼》と《指名手配の殺し屋、ラヒルダ》にあります。まずこの2枚自体の相性が素晴らしく、《執拗な仔狼》を1ターン目に出すと《指名手配の殺し屋、ラヒルダ》は2ターン目にして3/3先制警戒トランプルという破格の強さ。そんな強力なクリーチャーは序盤に展開されると簡単にブロックできませんが、ブロックしなかったらそれはそれで強力な誘発能力がトリガーするという恐ろしいコンビです。もし変身すると二段攻撃になりますし、+1/+1はかなり効果的に働きます。

《執拗な仔狼》からの《指名手配の殺し屋、ラヒルダ》ではなくても《群れ率いの人狼》でも充分強力ですし、アルケミーで序盤の強さに磨きがかかったことが赤緑狼男の特徴でしょう。シンプルに強力なアーキタイプになっています。

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赤単ドラゴン

  • デッキの強さ   :★★
  • デッキの扱いやすさ:★★★
  • デッキの作りやすさ:★★

ドラゴンデッキと聞くとファンデッキであったことが大半なのですが、アルケミーの赤単(ボロス版もあります)ドラゴンは充分トーナメントでも戦えるくらいのアーキタイプへと進化を遂げました。

このデッキは文字通り4~5域の強力なドラゴンで攻めるミッドレンジになっています。如何せんもっさりしてしまいがちなこの動きを《恐るべき仔竜》のコスト軽減効果がスマートな展開に変えてくれます。《恐るべき仔竜》が2ターン目に出せたときは本当に強力なムーブが可能で、手札のドラゴンのコストが恐ろしいくらい軽くなっていきますし、3ターン目に4マナドラゴン、4ターン目に4マナドラゴン2枚、なんていうことも可能です。《恐るべき仔竜》はマナクリーチャーと違って、キャストしたターンに即倒されるということがなければ確実に仕事をしてくれるのが非常に有能でソーサリータイミングの除去にある種耐性を持っているとも言えるでしょう。

また同じく新しいドラゴンの《街裂きのドラゴン》も強力なドラゴンで、土地1つを毎ターン2点ダメージor生け贄という効果は少なくても4ターン目前後ではほぼ2点ダメージを選択しますので、4点ダメージくらいはその能力だけで期待できるような性能になっています。《街裂きのドラゴン》が除去されてもこの能力は消えないのが良いところです。

《恐るべき仔竜》が2ターン目に出るかどうかで結構強さが変わるところはありますが、現状はアルケミーのメタゲームに食い込んでいるくらい強力なアーキータイプになっています。

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黒単サクリファイス

  • デッキの強さ   :★★
  • デッキの扱いやすさ:★★
  • デッキの作りやすさ:★★★

アグロに強いデッキとしてはスタンダードでも黒単コントロールがその筆頭に挙げられますが、そんな黒単コントロールもアルケミーではサクリファイスシナジーがより強力になったデッキに仕上がっています。

《呪い縛りの魔女》により序盤の安定感は増した上、生け贄に捧げたいクリーチャーも増えたことで《命取りの論争》は更に使い勝手が上がりました。そしてそんなサクリファイス要員が増えたところに《血塗られた刷毛》は相性抜群のカードになっており《血の芸術家》と血トークンで、相手からチクチクとドレインライフしていく動きが地味ながらも非常に強力。しかもお馴染みの《食肉鉤虐殺事件》の効果まで加わってきたりするので盤面のクリーチャーの攻撃が通らなかろうが、じわじわと相手のライフを減らしていけるようになっています。

序盤さえ凌ぐことから出来れば、こちらのライフはすぐに倒される圏外まで回復して安全に立ち回れますし《雪上の血痕》と《食肉鉤虐殺事件》の全体除去がそれを助長してくれます。特にアルケミーはクレリックや狼男など横並べの展開が重要な部族デッキが多いので、環境的にも全体除去は非常に強力です。というより《審問官の隊長》の前には単体除去では間に合わなかったりします。

何と言ってもスタンダードと違って、このデッキが苦手とするイゼット天啓は現時点ではスタンダードよりも相当少ない環境になっているのがこのデッキにとっての追い風となっています。かつBO1はアグロ環境なので、当然この黒単コントロールはBO1ではより活躍が見込めるアーキタイプです。

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アゾリウスコントロール

  • デッキの強さ   :★★★
  • デッキの扱いやすさ:★★
  • デッキの作りやすさ:★

アルケミーで強化されたのはアグロデッキだけではありません。アゾリウスといった青いコントロールもアルケミーで新しい形を見せ始めています。

特に《書庫の鍵》と《公式発見》はアルケミーにおいてコントロールの定番カードとなりつつあります。《書庫の鍵》はコントロールに必要なマナに加えてドラフトできるカードがクリーチャー除去やカウンターから《副陽の接近》といった勝ちにいけるカードまで備えており、ただのマナ加速に留まらない活躍を見せます。《公式発見》は確定で非土地カードがコスト軽減付きで3枚手札に入るのでもたらされるアドバンテージが絶大で後半の強さをより強固なものにしてくれます。

また《予想外の変換》も3マナのドローカードの中では歴代でも屈指の性能。追放に選ぶカードは《ジュワー島の撹乱》がベストパートナーです。中盤以降に価値が下がる《ジュワー島の撹乱》を引かないようになる上、デッキに4枚入っていることで抽出枚数も期待できるという相性の良さがあります。

そして全体除去が強い環境というのは黒単コントロールの項で述べましたが、白も全体除去が得意なカラーです。そんな白が《ドゥームスカール》に加えて《神聖な粛清》を得たことで対アグロデッキへの強さに一層磨きがかかっています。アグロデッキのクリーチャーは大半が3マナ以下ですし、このカードは現在のアルケミー環境的にも強力です。おまけに宝物トークンや《運命的不在》から生み出された手掛かりトークンまで後腐れなく追放してくれたりもします。

なお、このリストは《象徴学の教授》を採用することで主にブロッカーとして使いつつ序盤の安定性をあげています。BO1で講義は使い得ですから理にかなった構築となっています。

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ジェスカイコントロール

  • デッキの強さ   :★★★
  • デッキの扱いやすさ:★
  • デッキの作りやすさ:★

こちらはジェスカイの3色でまとめたコントロールデッキです。

赤を入れることのメリットはやはり何と言っても《表現の反復》が使えることでしょう。このカードが使えるだけでも赤をタッチする価値はあるといっても過言ではありません。

他に赤をタッチするメリットは白が苦手な小回りの利くクリーチャー単体除去を補えるという点があり、中でも《脆性破》はアルケミー:イニストラードで登場した優秀な除去として採用されています。コントロールが苦手とする厄介な《スカイクレイブの秘儀司祭、オラー》や、黒系の死亡誘発持ちクリーチャーをまとめて封じることもできるというのは他のカードでは類を見ない能力です。

このデッキリストでは《溺神の信奉者、リーア》や《船砕きの怪物》といったクリーチャーをフィニッシャーに据えているので《ドゥームスカール》は使い辛くなっていますが、《神聖な粛清》はこの2種のクリーチャーには働かないので使いやすいカードです。ただ《セレスタス》は巻き添えを食らってしまうので、他のカードに差し替えたほうが良いかもしれません。

《神聖な粛清》は白のダブルコストとマナシンボルがきつく、3色で運用するのはある程度マナトラブルのデメリットが付いて回りますが、このリストでは両面土地の小道シリーズより2色ランドを優先して採用することで工夫されています。アゾリウス2色が良いかジェスカイ3色が良いかは悩ましいところですが、《表現の反復》の差は特にコントロール対決では大きな違いとなってゲームの影響に表れてくるところでしょう。

コメント

  1. 匿名 より:

    いい記事 ありがとう
    《公式放送》で笑っちゃった

    • MasaKMasaK より:

      コメントありがとうございます。

      >《公式放送》で笑っちゃった
      勿論ネタですよ^^(しっかり直しておきました。笑)

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