MTGアリーナ新フォーマット:Alchemy

MTGアリーナ

MTGアリーナ専用の新フォーマットであるAlchemy(アルケミー)が12月9から実装されることが発表されました。

公式サイトから説明は挙がっていますが、要点だけまとめると以下のような形です。

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アルケミーの概要(要点のみ)

  • スタンダードのカードプールをベースに一部のカードに上方or下方修正が入ったフォーマット
  • スタンダードとは区別されたフォーマットで、既存のスタンダードと並行して存在する
  • 今後のMTGアリーナのチャンピオンシップ予選など、競技フォーマットとしても使用される
  • アルケミー専用のセットもリリースされる
  • 上方or下方修正されたカードは元のカードを持っていれば使用できる

近年はMTGアリーナにより急速にメタが進んだり環境が固まったり一部のカードが突出して活躍したりすることが起こりがちですが、そういったデジタル時代での課題に対してアルケミーで刷新していきたいという意図があるようです。

なお、12月のランク戦で得られる予選ウィークエンドと1月のアリーナオープンはアルケミーで実施される予定のようです。

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上方or下方修正されるカード

マジック情報サイトのイゼ速さんがわかりやすくまとめられていますのでそちらをご覧頂くのがおすすめです。アルケミー用のカードは特殊なマークが付与されるようですが、それでもスタンダードとアルケミーを交互でプレイしているとカード効果を間違えることもありそうなことが個人的にはちょっと気になりますね。

個人的に特に気になるカードについてコメントします。

《アールンドの天啓》は予顕しないと鳥トークンが出てこない上に、予顕した時のコストが元コストと同じコストに上げられており大きくパワーダウンしています。予顕を通すとそのターン中にキャストできないという課題もありますし、イゼット天啓は厳しくなったのではないかという調整になっています。

スタンダードのカードとしては《アールンドの天啓》と双璧を成すと言えるほどのパワーカードである《エシカの戦車》も、生まれる2/2トークンが1体だけになっておりパワーダウンはしたものの、搭乗コストが引き下げられており純粋なパワーダウンという調整ではないところは個人的には好印象です。

《黄金架のドラゴン》はこれで丁度良いと感じる調整になっていますね。調整版でも充分強力ですからアルケミーでも使われるカードになりそうです。

《創造の座、オムナス》はアルケミーではナーフ(下方修正)されることで使用可能になります。場に出たときの効果が1ドローから占術1に変わり、コストも無色を追加して5マナに引き上げられました。かなり弱体化はしたものの場に出たあとの強さは健在ですし、アルケミーでまた活躍することができるのか注目です。せっかくなので《創造の座、オムナス》を使った構築にチャレンジしてみたいところですね。

《光輝王の野心家》は効果がターン終了時誘発になっただけですがかなりパワーダウンしたなという印象です。アグロに重要な速攻性が大幅に落ちたので、この内容でもアルケミーでは使われることになるのでしょうか。個人的には若干厳しい寄りに思っています。

《星界の霊薬》はこれまで構築では見向きもされなかったカードですが、もしかしたらアルケミーでは使えるのではと思わされるような調整になっています。コントロールデッキに使われることもありえそうです。

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アルケミー:イニストラード

12/9のアルケミー実装と同時にアルケミー専用に新しく60枚程のカードが追加されます。

デジタル専門のカードということで「Jumpstart:Historic」で実装されたキーワード能力の「抽出/SEEK」「永久に/Perpetually」「創出/Conjure」を持つカードが多く収録されるようです。ヒストリックでは正直あまり活躍しなかったカード達ばかりという印象ですが、今回のアルケミーではそういった開発陣の反省点も活かされたカードとなっているような感じがします。

新カードもイゼ速さんがまとめられていますのでカード詳細はそちらをご確認ください。ここでは個人的に新カードで気になるカードについてピックアップしてご紹介します。明らかに使えそうなカードが多くあるので、アルケミーはスタンダードとはまた少し違った形になりそうな予感は充分に感じます。

5マナという重めの新しいティボルト。中段の能力は相手に選択権があるので若干使い辛いところはありますが、上段の能力に関しては非常に強力です。プレインズウォーカーということでアルケミー:イニストラードの目玉カード感もありますね。

アップキープに装備品を生成する効果を持つアグロ向けのクリーチャー。装備品はありすぎてもコストが重くて使い辛かったりはしますが、2マナ2/2クリーチャーに付与されている効果としては充分強力です。赤いアグロデッキ復権の立役者となれるか注目です。

赤いバーンデッキの立役者となりそうな一枚。火力カードにアドバンテージをもたらす効果がついている上に、本体にも2点ダメージを飛ばせるという点が好印象です。赤青のスペルデッキに入れるのも良さそうですし、当然赤単にも合いそうなカードです。アルケミーだけでなくヒストリックで使われる可能性も充分感じます。

4マナとかなり重めなカウンター呪文ですが、追加効果が重めなコストに見合ったものが付与されています。恐らくアルケミーのゲームスピードはそれなりに早そうなのでこのコストのカウンターは活躍し辛いかもしれませんが、デッキに1,2枚程度なら採用する価値は充分ありそうです。

コストは重いですが、土地でないカードを3枚抽出する能力はあまりにも強力ですし、スペルコストが全て1減るのも非常に強力です。唱えられれば限りなくゲームの勝利に近付きそうなカードで、コントロールデッキで1枚差しのカードを引っ張ってくるも良し、ちょっと遅めのコンボデッキに採用しても良しというカードです。個人的には大注目のカードです。

能力的に緑泣かせな一枚。夜にならないというのはおまけ程度かもしれませんが、相手のマナ加速を実質的に封じることができるため先手でこのカードを出されたら宝物デッキは涙が出そうになりますね。ランプ系のデッキ泣かせなカードですから、サイドボード要員としての活躍も期待できそうです。

2ターン目に出しても良し、4ターン目に2体並べるように出してもよし、と何時引いても強いデザインになっているアグロ向けのカード。特に4ターン目に2体出した上に2枚も相手のパーマネントを寝かせて打点をアシストするというのは強そうです。

本体は平凡ですが、ドラフトできるカードがおまけにしては非常に強力です。警戒持ちなためドラフト目的で一方的にやられるようにチャンプアタックしてスルーされてもチャンプブロックできるのが偉いですし、アグロの2マナ枠に入れる価値は充分ありそうです。

4マナ6/6威迫ととんでもないスタッツを持つクリーチャー。デメリットはありますが、そこまできつくない上に下段のメリットともシナジーするデメリットになっているので充分許容範囲内でしょう。緑を含むミッドレンジデッキのフィニッシャーとして活躍してくれそうです。

無色なためどのデッキでも採用できるカードになっている上にアドバンテージを稼ぎ続けることもできるという見どころがありそうなクリーチャー。ゲームが長引くほど強いカードですが、アルケミー:イニストラードにはそういった類のカードが散見されます。少しゲームの時間を長引かせて楽しめるようなデザインを狙っているのかもしれませんね。

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アルケミーで活躍しそうなデッキ

まず間違いなく環境初期に活躍するであろうデッキはスタンダードである程度活躍しているデッキかつ白単アグロ、緑単アグロ、イゼット天啓以外のデッキ達になるであろうと思います。

例えば黒単ゾンビあたりはその最たるものでしょうし、アグロ環境になりそうならオルゾフも更に勢力を伸ばすことでしょう。

勿論上記のスタンダードトップメタのデッキ達が死滅する訳ではないと思いますが、特にイゼット天啓、緑単アグロはナーフもある上に他のデッキが強くなるため相対的にもかなり地位を落とすだろうと予想しています。白単アグロに関しては《光輝王の野心家》がナーフされるもののアルケミー:イニストラードの新カードにも強そうなカードがあるので確実に生き残るであろうと思います。

あとはやはりアルケミー:イニストラードの新カードから新しいデッキが生まれるであろう予感は充分に感じます。これを執筆している時点でアルケミー:イニストラードの全てのカードは判明していませんが、現時点でわかっているカードだけでもパワーカードが多いので、開発陣がアルケミーではスタンダードとまた違ったカードを活躍させたいという意図が充分に感じられます。

例えば赤単アグロは確実にアルケミーで強くなりそうですし、青いコントロール、ミッドレンジ、ティボルドを用いたデッキなどなどスタンダードに存在しないアルケミーデッキは沢山生まれそうです。新しいデッキの作成にもトライしてみたくなりますね。


アルケミーが生まれてもスタンダードが無くなる訳ではないので、アルケミーという新しい遊び方(フォーマット)が純粋に増えると考えるとそこまで悲観的になる必要もないと思いますし、これはこれで新しい形として受け入れやすいように考えられたフォーマットであると筆者は感じています。

当サイトでもまたアルケミーについてもこれから触れていきたいと思います。

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