【MTG】D&D:フォーゴトン・レルム探訪のダンジョンメカニズム

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7月23に発売されるフォードトン・レルム探訪についての情報が次第に明らかになってきています。

こちらのセットはスタンダードでも使用できますので、次のスタンダード環境に影響を与えることになるであろうセットとなっています。

そしてこのセットから新しいメカニズムである「ダンジョン」カードが登場するようです。

これらはゲーム外に存在しているカードとして扱われ「ダンジョン探索する」という効果を持つカードをプレイすることでダンジョンを進んでいき、そしてその効果の恩恵を受けるというメカニズムになっています。

・・・が、正直私はパッと見た時「わかり辛い・・・」と思ったのが第一印象です。とは言えMTGも歴史が深いゲームですから、ゲームバランスを考慮しながら新しいメカニズムを考える側も大変なのは良くわかりますし、何よりも開発側もチャレンジしているという感じを受けられるのは喜ばしいことなのは間違いありません。

そんなちょっとややこしそうなダンジョンというメカニズムについて考えていきたいとおもいます。

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ダンジョン探索=少しだけ恩恵を得られる

「ダンジョン探索する」というと一見わかり辛いですが、ようするに少しのメリットがついたものと考えることができます。

各ダンジョンの位置毎に得られる効果はゲームにそこまで大きな影響を与えないものがほとんどですが「ファンデルファーの失われた鉱山」以外はダンジョン最後に書かれている効果はなかなかに強力で、ここまで来るとゲームにインパクトをもたらすことになります。

ダンジョンの性質をそれぞれ一言で表すと「狂える魔導士の迷宮」は効果は強力だがその分探索回数が多く必要。「魂を食らう墓」はダンジョンが短く最後の効果も強力だが道中の効果にデメリットを含むため探索に工夫が必要。「ファンデルファーの鉱山」は両ダンジョンの中間で一番無難だが効果もそれなり。というようなデザインになっています。

総じてダンジョン探索一回では大した効果は得られませんがダンジョン探索を繰り返すことで得られる恩恵が増えていくというようなメカニズムになっています。またダンジョンを踏破することでメリットを得られるようになるクリーチャーも存在するため、一度でも踏破することは重要になりそうです。

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ダンジョンでより恩恵を得るためにはデッキに多くの探索を入れる必要がある

先に述べたようにダンジョン探索は回数を重ねることが重要になるメカニズムです。つまりデッキの構築としてはダンジョンをうまく活用すると決めたのであればとにかくダンジョン探索するというカードを多めにデッキに取ることが必要になってきます。

リミテッドでもデッキ構築時に、ダンジョン探索するカードを多くピックするといったアーキータイプが出てきそうですね。

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ダンジョンはリミテッド向き

ダンジョンは現在のところフォーゴトン・レルム探訪にしか存在しませんし、ダンジョンを活用するなら探索カードをデッキに多く入れることが必要という事実から、ダンジョンメカニズムは恐らくリミテッド向けの能力となるでしょう。

スタンダードではいくつかのエキスパンションから強力なカードを用いてデッキを組むことになりますが、このセットにしか存在しないキーワード能力でデッキを組むということは、このセット自体が相当に強力でないと成り立ちにくいです。

ただし「魂を食らう墓」については最短で探索3回により4/4クリーチャーを生み出すことができるという点は注目に値します。ですがダンジョン道中の効果はメリットとは言えないような効果が多いです。もしこれらの効果をうまく働かせるような構築デッキを組むことができれば、スタンダードでも活躍するかもしれません。

「ファンデルファーの失われた鉱山」は効果がイマイチですし「狂える魔導士の迷宮」は探索必要な回数が多いことから構築では厳しそうな印象です。

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まとめ:ダンジョンは少しややこしいがプレイ選択肢が増えるメカニズム

ダンジョンというメカニズムは一見ややこしいですが、慣れてしまうとそこまで苦労することなく馴染むことは出来そうに思えます。

何よりダンジョンというメカニズムはゲームの選択肢を大幅に増やしてくれるメカニズムになっています。どのダンジョンを探索するのか、どれくらい探索カードを入れるのかなど、ゲーム中に考えることがダンジョンメカニズム一つだけで大きく増えるように思います。

ゲームの選択肢が増えるということはそれだけプレイが楽しくなるとも言えます。執筆時点ではまだまだカードは一部しか公開されていませんので今度どのようなダンジョン関連のカードが公開されるのか要注目です。

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