【MTG】ストリクスヘイヴンがスタンダードに与える影響

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執筆時点ではストリクスヘイヴン:魔法学院がMTGアリーナに実装されて数日、4/23の発売日も間近に迫ってきたタイミングでのストリクスヘイヴン:魔法学院がスタンダードに与える影響の考察記事になります。

ストリクスヘイヴンはカードパワーが低めにデザインされているため、これまでのセットと比べてスタンダードに与える影響はかなり小さいものとなりそうです。本領を発揮するのはエルドレインの王権等がスタンダード落ちする10月以降2021/10月以降となるかもしれません。ヒストリックに関してはミスティカルアーカイブにより環境激変のインパクトがありますが、スタンダードはそれに比べると大人しいです。

そんな中でもいくつかは現スタンダードに少なからず影響を与えるカードがありますので、個々のカード単位でピックアップしていきながら具体的にどのようなデッキで使用されるのかを合わせて記載しています。スタンダードでほぼ間違いなく使用されるようなカードに絞って考察していますので、ストリクスヘイヴンの中でも厳選したラインナップ(当たり枠とも言えます)と思って頂ければと思います。

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精鋭呪文縛り

ストリクスヘイヴンの中でも当たりと言える《精鋭呪文縛り》。このカードは今後白単アグロで使用されることになるのは間違いなさそうです。もしくはボロスアグロが出てくればそこにも席はありそうです。どの相手にも無駄にならない能力を有していますが、特に高コストスペルに頼りがちなスゥルタイ根本原理に対して効果的です。

尚、このカードはミスティカルアーカイブを除いたストリクスヘイヴンの中でもヒストリックでも使われ始めている数少ないカードのうちの1つで実力は本物と言って良いでしょう。

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オニキス教授

魔技が思いのほか活躍してくれる《オニキス教授》。こちらはスゥルタイ根本原理に席を確保する可能性がありそうです。もしくは黒を含んだコントロール、具体的にはディミーアコントロールやグリクシスコントロールでも使われることでしょう。

各忠誠度能力も強力なものを有していますが、魔技によるライフゲインが後半に巻き返すことが必要なコントロール系のデッキにとっては非常にありがたいものです。

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講堂の監視者

赤単アグロ渇望の1マナアグロクリーチャー。赤単でこれから間違いなく使用されるクリーチャーです。ただし、赤単が万歳して4枚採用するほどのカードかと言われたらそこまででもない・・・という何とも歯がゆいスペックなのが現実です。能力起動に2マナを伴うためあまり複数枚引きたくもありませんので、現在の1マナラインナップである《火刃の突撃者》《熱烈な勇者》と差し替えるのではなくそれらに加わるようなイメージです。具体的には、同じく弱い1マナである《火刃の突撃者》や《リムロックの騎士》を数枚抜いて《講堂の監視者》を数枚入れるような調整が無難だと思います。

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陰謀の理論家

こちらも赤単アグロに席を確保する可能性があります。本体のスペックがただの2/2ということで決して強いとは言えないため、4枚入れるほどではなさそうですが赤単アグロにとってアドバンテージを取れるカードは貴重で《リムロックの騎士》あたりと数枚差し替えてみるのが良さそうです。

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龍護りの精鋭

もしかするとというレベルではありますが、グルールアグロのような緑が絡んだアグロデッキで採用される可能性のあるカード。緑のアグロデッキには優秀な2マナクリーチャーがやや不足しており、このカードは無理に能力を発揮させようとしなくても出来事カードによって4/4くらいまでは簡単に育つのが偉いです。少なくても検討に値するのは間違いないでしょう。

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プリズマリの命令

ストリクスヘイヴンの命令シリーズの中でも構築では最強筆頭格の《プリズマリの命令》。全てのモードに使い道があるのが優秀で、2点ダメージは勿論のこと、特にアーティファクト破壊が付いているのが優秀でメインデッキから無理なくアーティファクト破壊を積めるというのは高評価です。具体的には《グレートヘンジ》や《エンバレスの宝剣》を割れるのが助かるところで、特に赤単や白単とっては悪夢のようなカードでしょう。また、宝物トークンを生み出せることで《黄金架のドラゴン》が4ターン目にキャスト出来るようになるのも見逃せません。

ティムールやイゼットには当然採用候補となりますが、管理人としてはサイクリングに席を確保するのではないかと思っています。サイクリングにとっては《エンバレスの宝剣》のような苦手なアーティファクト破壊というのは勿論こと、2枚引き2枚捨てるという効果はデッキに非常に噛み合っており《アイレンクラッグの紅蓮術師》を相手ターンに誘発させることもこれ一枚で出来ますし、サイクリングを重ねた結果引きすぎた土地を有効牌に変えることも出来ます。

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クアンドリクスの栽培者

一見地味な能力ではありますが、スゥルタイ根本原理といったランプデッキで採用される可能性のあるカード。ランプしながら3/4という地味に硬い壁を作ることでターンを稼いでくれます。《空を放浪するもの、ヨーリオン》と相性が良いのも見逃せません。アンタップインしてくれるということもあり《真面目な身代わり》より優先して使用するデッキも出てきそうです。

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消失の詩句

このカラーリング自体がスタンダードにおいてあまり元気のないカラーであるのは残念ですが、カードそのものとしては非常に強力でマルドゥで使用されることは間違いないでしょう。マルドゥが苦手とする《グレートヘンジ》も簡単に対処出来るのはポイントが高いです。4色《予言された壊滅》でも使用されそうですね。

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まとめ:当面の間スタンダードで活躍するのは一握りになりそう

残念ながら数が少ないですが、上記のカードに関してはほぼ間違いなくスタンダードで見かけるカードになることでしょう。なお《セッジムーアの魔女》はカードとしては強いとは思いますが《砕骨の巨人》が現役の間しばらくはスタンダードで活躍出来ない可能性が高そうなので上記には含めませんでした。

ストリクスヘイヴンによりスタンダードのメタゲームがガラッと変わることはなさそうです。ヒストリックに関してはミスティカルアーカイブや《マグマ・オパス》をはじめとして大きな影響を与えているのにカードプールが狭いスタンダードのほうが影響が少ないというのは少し残念ですね。とは言え、まだ今度変わる可能性もありますからそれを楽しみに待ちたいと思います。

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